噛み締めは、真剣さの裏返し

「歯を食いしばって頑張る」
そんな言葉があるように、
噛みしめは「頑張っている証拠」として
捉えられることもあります。

けれど実際の現場では、
噛みしめが強い人ほど
誤解されてしまう場面も少なくありません。


  • 表情が怖く見える
  • 余裕がなさそうに見える
  • 話しかけづらい雰囲気になる

本人は真剣なだけなのに、
そう受け取られてしまうのです。


噛みしめの原因は、
怒りや不満ではありません。

多くの場合、

  • 集中している
  • 責任を感じている
  • 失敗したくないと思っている

そんな真面目さや責任感が、
体に表れている状態です。


噛みしめが続くと、

  • 顎が固まる
  • 口が開きにくくなる
  • 声が出にくくなる
  • 表情が動かなくなる
  • 隠れ顎関節症になる

結果として、
「近寄りがたい印象」
になってしまうことがあります。

それ以外にも隠れ顎関節症として、
口を変えると「パキッ」と音が鳴ったりします。
突然、口が開かなくなることも。。。


ここで大切なのは、
「力を抜きなさい」と言うことではありません。

真剣な人ほど、
力を抜こうとしても
うまくできないものです。


必要なのは、
噛みしめが自然にゆるむ状態をつくること。

  • 顎まわりの緊張をゆるめる
  • 口元が動きやすくなる
  • 呼吸が深くなる

そうすると、
同じ人でも印象が大きく変わります。


噛みしめがゆるむと、

  • 表情がやわらぐ
  • 声が通りやすくなる
  • 周囲が安心しやすくなる

これは、
意識や性格を変えた結果ではありません。

状態が変わった結果です。


もし今、

  • 表情が固いと言われる
  • 疲れて見える
  • 話しかけにくいと言われたことがある
  • 顎の症状がある

そんな方がいたら、
評価する前に、
こう考えてみてください。

噛みしめは、真剣さの裏返し。

そこに気づくだけで、
関わり方が
少し優しくなるかもしれません。

そして、
大きく吸って、
ほそーくながーく息を吐いて下さい。

何度か繰り返してくだい。

歯と歯が離れて、リラックスできると思いますよ〜

目次